RE:NIGHT Union
私たちは、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)などの関係法規によって保護されない性風俗産業の従事者たちの権利を守り、偽装請負や違法な兼業禁止が横行する業界に自主規制的なガイドラインを設けることを目的に設立された任意団体です。
●団体理念(ミッションステートメント)
●団体規約(目的・事業内容)
●事業計画書(草案)
●風営法ガイドライン(草案)
●個人情報管理規程(草案)

業界関係者各位
性産業を営むにあたり、「本番行為の有無」や「スカウト行為」「従業員名簿の管理」のみが法的なリスクだという認識が広がっていますが、業界慣習となった点にも法の原則に反しているものが多くあります。
例えば「単価」。
無店舗型性風俗店にとって、従業員の時間当たり単価は重要な経営指標の一つです。ただし、多くの店舗が従業員を正規雇用ではなく委託事業者として契約していることを踏まえると、本来単価を店舗が決定することは不適切です。例えば「兼業」。
多くの性風俗産業が、従業員の他店舗への所属を禁止しています。ただし、これも委託事業者に対する制約としては非常に不適切です。例えば「罰金」。
多くの性風俗産業が、従業員と委託契約を結ぶ際、兼業や移籍に関して法外な罰金(違約金)を設定しています。これは業務の内容から考えても非常に不適切であり、業界全体の雇用の流動性を阻害する悪習です。
欧州でのポルノ規制など、性を取り巻く世界の目は依然として厳しいものがあります。
ただし、紀元前から人類に必要とされてきた産業であることもまた事実。
サステナブルな業界の発展のためには、厳しい自主規制によるガイドラインの整備と、従業員の権利保障が不可欠だと考えます。
ぜひ業界の明日を考え、行政や政府と連携してグレーな部分の浄化をしませんか。